去年の夏に自分がHSPであることが分かってから、本を読んだり、ネットを見たり、カウンセリングに行ってみたりして、自分と向き合ってきました。
HSPを知ることで自分のことも徐々に分かってきて、少しずつ自分のことを肯定できています。
HSPは気質なので基本的に変わることは無いそうなのですが、そうであれば「上手に付き合おう」と決めて、日々生活する中で私が大切にしていることをシェアしたいと思います。
HSPとは?
HSPというのは、「Highly Sensitive Person」の略で、日本語にすると「とても敏感な人」という意味です。
大多数の人が気にならないことが、敏感で繊細なHSPの人にはどうも気になってしまいます。
例えば、
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- 相手の表情やその場の空気に敏感に反応してしまう
- 自分は怒られていないのに、誰かが怒られていると自分まで悲しくなってくる
- 映画などを見ると良くも悪くも感情移入をしやすい
- いろんなことに気づいてしまう
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このような感じで、自分以外の何かから受け取る影響がとても多く、生きづらさを感じてしまうのがHSPです。
HSPとして生きる上で大切にしていること3つ

確かに「生きづらさ」は感じるのですが、そこにフォーカスしているとしんどくなってしまうので、今の自分ができる範囲で、HSPである自分を大切にすることが大事なのだと思います。
HSPは生まれつきの気質なので変えることは出来ませんが、そんな自分を理解し、少しでも楽になるように意識しようと思って実践していることがこちらです。
①一人の時間をとる
HSPである私にとって一人の時間はとても大切です。特に職場では他の仕事仲間、お客様など多くの人と触れ合うため、休憩時間は必ず一人で過ごします。
休憩時間まで誰かと一緒にいると、ずっとオンの状態になっており気が休まる瞬間が無くなってしまいます。
職場の方たちにも「休憩は一人が好きなんです」と言って、一人にさせてもらってます。
また、休日も家で過ごすことを大事にします。誰とも会わずに自分一人で好きなことをする時間が、HSPにとってリフレッシュできる瞬間なのです。
②理解してくれる人に話を聞いてもらう
ありがたいことに、HSPであることの悩みを聞いてくれる友人がいます。彼女は何一つ否定せず私の話を聞いて、客観的なアドバイスをくれます。
また、自分がHSPだと自覚してから、元からの友人もHSPだったり、新しく仲良くなった人もHSPだと分かったり、自分の周りに似たような人が集まってきました。
HSP同士でも全く同じではありませんが、自分の悩みを共感してもらえるというのはとても心強く、安心します。
③自分がHSPであることを自覚する
HSPは他人の表情や言動に敏感なので、深く考えすぎてしまったり傷ついてしまうこともよくあります。
そんな時に、「自分はHSPだ」と自覚することで客観的に自分を見ることができ、深く考えることを未然に防ぐことができるのです。
「また深く考えちゃってる…多分あの人はそういう意味で言ったんじゃ無い」という感じで、自分を理解していれば、その状況も正しく理解できることも多くなりました。
HSPとして生きていく
HSPは世間ではマイノリティなので、確かに生きづらいと感じることは正直たくさんあります。
だからこそ、HSPである自分を否定せずに、大事に、大切に接してあげると良いのだと思います。
自分で自分を生きやすくする。まだまだ難しいこともあるけど、上手に付き合って、自分のペースで過ごして生きたいです。