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8割ベジタリアン生活のススメ

 

わたしは大学4年生の時に1ヶ月お肉抜き生活をして、ベジタリアン生活を少しのあいだ、体験したことがあります。(正しくは、ノンミートイーター)

今思うと、その時は体調も良かったし、身体は軽くて頭も冴えていた印象です。

 

友達にベジタリアンの話をすると「え!お肉食べられないなんて絶対無理!!」と言われることが多いのですが、意外と、そんなことないんですよ。

 

今もお肉はできるだけ取らないようにしていますが、お肉を全く食べないというのは日本ではすごく難しいことだということも身を以て体感しています。

ですが、100%お肉をカット出来ないにしても、意識をすれば80%くらいはお肉をカットすることが可能です。

 

今回はわたしの8割ベジタリアン生活のお話をしたいと思います!

 

ベジタリアンって野菜しか食べられないの?

みなさんが「ベジタリアン」というワードを聞いた時に、「野菜しか食べちゃいけないの?」って思うと思います。

 

実は、「ベジタリアン」というのは、すごく「ふわっ」とした表現で、厳密にはいくつかに種類分けされます。

 

ストイックな順番だとこんな感じ。

  • ビーガン(お肉、魚、卵、牛乳など、動物由来のものは一切摂らない)
  • ラクト・オボ・ベジタリアン(お肉、魚は食べないけど、卵などは食べる)
  • ペスコベジタリアン(お肉、卵、乳製品は食べないけど、魚は食べる)
  • ノンミートイーター(お肉は食べないけど、魚、卵、乳製品は食べる)
  • ポゥヨゥベジタリアン(お肉は鳥だけ食べる)
  • セミベジタリアン(お肉をできるだけ摂らない)

という感じで、ベジタリアンと言ってもいろいろな種類が存在します。

 

今のわたしは、ポゥヨゥベジタリアンとセミベジタリアンの間という感じ。

豚肉はもうほぼ全く食べてないです。牛肉は、本当にたまーにステーキを食べる。

鶏肉は好きで美味しいことを知っているので日常的に食べますが、本当はお肉食べない生活をしたいから、あまり食べないようにしている。…という感じです。

 

 

お肉と摂らないとどうなるの?

お肉好きな人からすれば「お肉を食べられないなんてありえない!!」って感じですよね。

ですが、お肉を摂らないことのメリットを知ることができたら、「あ〜なんか思ってたよりは良さそうかも」なんて思えるかもしれません。

 

まず、わたしが1ヶ月お肉抜き生活をしていた時に感じていたことをリストアップすると…

  • 身体が軽い
  • 集中力が上がる
  • 疲れにくい
  • お通じ良い

こんな感じです。

 

たったの1ヶ月だけでしたが、ここまで感じられたのは本当にラッキーだと思います。

 

そして何よりわたしが一番びっくりしたことは「お肉なくても全く問題ない」っていうこと。

むしろ、お肉を摂らない方が体の調子がいいから「もうお肉いいや」みたいな感じにさえなっていました。

 

他のビーガンやベジタリアンの方の話を聞くと、

  • 体臭がしなくなる
  • 精神的に強くなる
  • 頭が冴える
  • 健康的な生活を心がけられる
  • イライラが少なくなる
  • 直感力がアップする

とか、いろいろあります。

 

わたしはこのメリットを聞くだけでも、ビーガンになりたい!と思いますが、日本にいるとそれがなかなか難しいんです。

 

 

日本でビーガン/ベジタリアンになるのは難しい?

日本の料理ってなんであんなに美味しいのでしょうか?

本当に世界に誇れる日本食だと思います。

 

でも、美味しいものがたくさん溢れているからこそ、ベジタリアンになることが難しいと感じることが多いんです。

 

例えば、わたしはお肉を食べて成長してきたので、焼肉や、焼き鳥の美味しさも知っているし、ラーメンの美味しさも知っています。

そして、わたしの友達もそういった美味しい日本食を食べます。

 

そうすると、次に困るのが人付き合いなんです。

日本ではビーガン/ベジタリアンの知識があまり広がっていないし、そもそもベジタリアンメニューを用意しているレストランも少ないです。

友達とご飯に行ってわたしだけお肉食べないと、例えば焼肉屋さんになんて絶対行けないし、牛丼屋さんも行けないですよね。

そうなると、すごくややこしいんですよ。

 

わたしが社会人一年目の時に先輩方とご飯を食べに行った時、わたしがお肉を食べないことを既にみんなに伝えていたので、メニューを決める毎に「あぁそっか…しおりちゃんお肉食べないんだもんね…。」と先輩に言わせてしまうし、それを言われるこっちもすごく疲れる(笑)

 

ベジタリアンメニューも海外に比べるとまだまだ少ないので、完全にベジタリアンになることはやっぱり難しいと感じます。

 

身体と心は食べたものからできている

ビーガンの友達ともよく、「私たちの身体とか魂って普段食べてるものから成り立ってるよね」と話しています。

 

昔の日本には、完全ではないですが、お肉を食べないような法律があったり、お肉は穢れに繋がるという考え方があったりとか、意外にも菜食は日本人のスピリットに根付いていたこともありました。

 

一概には言えませんが、お肉を食べると凶暴的になるという話もありますし、それにやっぱりベジタリアンのメリットとして、精神的に安定して心が強くなるという結果もあります。

 

普段の食事で私たちの身体や心が出来ていると、わたし個人的には信じていますので、できるだけ自分の身体や環境にいい物を摂りたいな、と、どうしても思ってしまいます。

 

 

まとめ

わたしはお肉を食べることが悪いことだとは決して思っていないし、お肉が美味しいことだってもちろん知っています。

それでもなお、ベジタリアンでいたいと思うのは、やっぱり身体の調子が良かったりとか、自分の身体がクリーンでいられると感じることができるからです。

お肉が好きな方は「お肉を食べられない生活なんて無理!!」と最初は思うかもしれませんが、ぜひこの8割ベジタリアンを試してみてください。

お肉が食べられなくても、魚介類はOKにしたりなど、あまりストイックにならずに遊んでみるくらいの気持ちがいいかもしれません。

身体だけでなくても、日本の食生活について考えるきっかけになったりなど、いろいろ学べることがあると思います。

ぜひあなたも、「8割ベジタリアン生活」を始めてみては?