最近、お世話になっている方から

「あなたは自分の枠の中でしか生きていない」

といったことを言われました。

 

それは衝撃でした。そして、怒りもありました。

なぜかというと、「私はこういう事がしたい!」と自分の夢を話した時に言われた一言だったから。

 

「え?これがやりたい、というのは私のワガママなの?」「私は視野が狭いの?」「私はエゴの塊なの?」「嫌なこともやらなきゃいけないの?」

 

頭の中が混乱しました。そもそも、自分の枠って何?枠って出たら出るだけいいものなの?

 

 

自分の枠とは?

まず枠について。私は枠って言っても、色んな種類の枠があると思います。

 

  • 自分が好きなことの枠
  • 自分が嫌いなことの枠
  • 自分が得意なことの枠
  • 自分が苦手なことの枠

 

などなど。

他にもいろいろな枠があると思いますが、私たちは、このような枠を持ちながら普段生きていると思います。

 

枠から出る=成長?

「枠からはみ出よう!」「自分の限界を超えよう!」

よく聞く言葉ですね。でも、果たして本当にそれが成長に繋がるのでしょうか?

 

人間生きていると、壁に当たります。

「高い壁だな〜、よし、頑張ろう!!根気よく続ければ絶対に乗り越えられる!」

本当にその通りだと思います。どんなに辛い試練でも、どんなに暗い長いトンネルに見えても、進めば進むほど光と出口に近づいていく。

途中、もがき苦しみながらも、いつかは終わりが見えるのです。

 

でも、それはあなたが乗り越えたい壁ですか?

 

枠から出たその先

私は前に、いわゆる、自己啓発系の研修に参加したことがあります。

会社の研修の1つでした。

内容は、

 

 

  1. 叫ぶ
  2. 叫ぶ
  3. 叫ぶ

 

 

(笑)

ちなみに、3つとも、もれなく、『みんなの前で』という言葉が付きます。

 

そしてこの研修のテーマ。

 

自分の限界を突破すること

 

自分の枠を超えるということですね。

 

結果、私はこの研修で、自分の限界を超えました。自分の枠から飛び出しました。

それでどうなったと思いますか? ’’成長’’できたでしょうか?

 

限界を突破した私は、、、

 

 

 

 

 

過呼吸になりました。(爆)

 

限界を突破したその先に待っていたのは精神的苦痛だったのです。

しかし、これには理由があります。

 

どの枠の限界?

この研修は普段やらないようなことをやります。

 

  • リーダーに立候補する

→しなければ「何も変わって無い」と言われる

 

  • 参加者全員が、ある文章を暗記し、時間制限内に言えるまで終わらない

→言えるまで寝れない

 

  • 歌に合わせて、歌って踊る

→実際は、叫びながら変なテンションで踊る(じゃないと合格もらえない→合格出るまで内容変えて何回もやる)

 

  • 感謝を皆の前で叫ぶ

→合格が出るまで何回も叫ぶ

 

最後の感謝のパートで不合格を出され、私は力尽きました(笑)

今となっては笑い話ですが、人生初の過呼吸。あんなに辛いものなのかと。

 

自分の枠を超えたのにも関わらず、辛かったという思い出しか残っていない理由。

 

それは、私にとってこの研修の枠組みが、

 

  • 自分の嫌いなこと
  • 自分の苦手なこと

 

だったからなのです。

自分の嫌いなことの枠で限界を突破したのに、「あれ、克服できてるじゃん。成長できてないの?」と思いますよね。

 

枠を超える為の目的

私たちは、枠を超えて成長します。

これは紛れもない事実です。

しかし、大事なのは、本来どの枠であるか、そしてそのモチベーションがどこにあるか、ということなのです。

 

例えば、「歌手になりたい」という夢、目標があります。

練習方法の1つで、’’腹筋を鍛える’’ことがありますね。

しかしあなたは、腹筋が嫌いです。苦手であり、できれば避けたい。

でも歌手になりたい。夢を叶えたい思いがあるのです。

 

ここで、この「腹筋を鍛える」はどこの枠に入ると思いますか?

 

これは一見、「嫌いの枠」「苦手の枠」に入りそうな気がしますね。

しかし、その外側にある大きな枠。「歌手になりたい」。この枠は「自分が好きなことの枠」なのです。

「腹筋を鍛える」これはその人が嫌だとしても、乗り越えなくてはいけない枠。

その枠が外れた先にあるのは、夢である「歌手になること」なのです。

 

’自分の目標の途中’’にある、苦手な枠」。

これこそが乗り越えるべき枠なのです。

そして、成長できる枠です。

 

まとめ

人から「これになった方がいいよ」と言われた時。

この、’’これ’’ がそもそも嫌いな枠であれば、それは乗り越えるべき枠ではないのです。

もしくは、そのタイミングが今で無いだけ。

 

私は、自分のやりたいことを伝えた時に、

「それではなくて、このまま続けて上のポジションに就いた方がいい。苦手意識は自分の枠だ。自分の中の狭い枠でしか生きていないよ。枠を超えよう」

こう言われました。

私にとって、その目標(大きな枠)が苦手な枠なのです。そもそも、そのポジションが目標ではないのです。

私が乗り越えたい、乗り越えるべき枠ではないのです。

 

私の経験から、そもそもが苦手な枠を乗り越えたとしても、何も得るものが無いということが分かりました。

しかし、自分の目標(好きなことの枠)の途中にある課題(苦手な枠)を越えた先にあるのは、目標達成でした。

それはもう、成長そのものでした。

 

自分の夢の途中にある枠はどんどん超えていきましょう。

でも、その「夢の途中にある苦手な枠」も、超えるべきなのか、違う方法があるのか、時には見極めることも必要になってきますが。

 

それに、自分の直感というか、その物事に対して感じる最初の感覚。そういうのありますよね。

それも大事にしてください。

 

何か壁にぶつかった時には、その枠がどれなのか、自分のモチベーションがどこにあるのか、自分を見つめる。

そして、その先にあるのは紛れもなく、大きな成長です!

 

 

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